Rendsburg Brucke Part I: KielからRendsburgへ 2007.6訪問 ｂｙ 南那　轟 レンズブルクのループ線。北海〜バルト海を繋ぐキール運河を渡る。2007.06
ドイツの北端は地理的にデンマークに繋がるユトランド半島の付け根を占めており、東にバルト海、西に北海を望みます。バルト海と北海を行き交う船にとってユトランド半島は600km以上の遠回りを強いられる邪魔者で、この問題を解決するためにユトランド半島の根本に運河が設けられました。これが世界三台運河のひとつに数えられるキール運河で、大型船が行き交う重要な国際運河です。 大型船の航行を制限しないよう、鉄道はずいぶん高い位置に鉄橋を設けています。２箇所ありますが、そのうちの一箇所、Rendsburg（レンズブルク）では運河のすぐ北側に町があるため、高い鉄橋と地上の町をループ線で繋いでいます。その景観が雄大で、ドイツを訪れる鉄道ファンならぜひ行ってみたいところです。 2007年7月、キールに用務があり、私はハンブルクに宿を取っていました。キールでの仕事がやや早めに終わったので、50kmほど遠回りしてレンズブルク回りでハンブルクに帰ることにしました。キールからレンズブルクまでの車窓をお楽しみ下さい。
	14:55	最近改装されたというキール駅　定刻７分前だがまだ列車は来ない。
	14:56	キール駅の出口側を望む。こちらは旧駅舎をそのまま利用したのだろうか。
	15:04	やっと到着。漠然と機関車＋客車の編成を予想していましたが、NOB(Nord-Ostsee-Bahn)のDC2連でした。北海側の町Husum行きです。
	15:05	ハンブルグ、キール、そしてレンズブルクの位置がわかりますか（緑のアンダーライン）
	15:29	キールから約20分、いよいよ鉄橋に掛かります。
	15:29	これから大きくカーブします。
	15:30	地元の人たちも景色に見入っています。
	15:30	運河を渡ります。最高地点。
	15:30	数分後にこの線路を通ることになります。
	15:30	これからループ線に掛ります。山もないのにループ線とは日本ではお目に掛かれません。
	15:31	いま通ってきた鉄橋を振り返ります。
	15:31	ループを回り鉄橋の下に来ました。逆方向の列車が鉄橋をわたるのが見えます。
	15:34	まもなくレンズブルク着。
	15:36	到着！　右奥に鉄橋が見えます。
	―	その後、私の歩いた跡（笑）。
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