2019.3編集
広島から新山口へと回送されるキハ402045(広セキ)ほか5連。
（2016 嘉川−本由良にて）
真夏の夕刻、本州西端に近い嘉川でカメラを構えた。この付近には1999年春以来17年振りの訪問。南は空が広く開け、他の三方にはなだらかな丘陵が広がる。撮影開始は17時半。陽が西に傾き、柔らかな光線が列車に注ぐ。狙いは切妻風貫通クモハ114と貨物列車だった。本由良駅近くの踏切でこのクモハ114に遭遇したものの見る鉄に留まり、いささかがっかりしつつ沿線にカメラを構えた。
そこに到来したのがこの列車。どうして山陽本線でキハなのか、それも結構長い。しかも全部タラコ色だ。後日、これは芸備線用のキハを広島から配置区の下関車両所新山口支所（広セキ）に返すための回送列車と知った。
香椎線のキハ回送の記事を書いていて、そういえば他にも長距離キハ回送に遭遇したことがあったはずだと写真を探した次第。
同列車の後追い。最後尾はキハ4794（広セキ）。
24分後、キハ120の2連の回送が後を追うように下っていった。
（2016 嘉川−本由良にて）
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