1979年、蒸機がなくなってから初めて北海道を訪れました。

ヤマ線のDD51重連ニセコを皮切りに、まず蒸機を追った懐かしい所をまわり、また布部−山部や、ここ狩勝峠などをはじめて訪れました。

札幌から夜行「からまつ」に乗り、新得始発の臨時列車（普段は回送）に乗り継いで、運転停車の広内信号場へ降りたのは、朝6時頃。抜けるような青空のもと、峠道を往来するDD51やキハ56系、82系を撮り歩きました。とにかく暑かったです。

昼過ぎ、暑さにたまらず信号場へ戻ると、同好の士と遭遇。新得から歩いてきたとのこと。２人で建屋へお邪魔し、冷たい水をごちそうになる。ふうう、うまい！　聞けば、２〜３日前に増田山にクマが出たとか。恐れをなして（？）次の普通列車で狩勝を後にしました。

写真のキハ82系おおぞら交換は昼下がりの信号場のハイライト！どちらも函館−釧路を直通していたものです。