400系つばさの板谷越え
2005.11

2005.10　大沢－関根
Nikon D-100, VR70-200mm

先ほど米沢からつばさに乗って板谷を越えてきました．米沢には短時間しか居りませんでしたので，ころすけさまには，ご挨拶もせず失礼致しました．

米沢駅から列車に乗ったのは，ちょうど１０月に某氏をお見送りしたのと似た時刻でした．ホームにはきょうも国鉄色キハ５８系がおり，うれしいことにさらに国鉄色になったキハ５２１２７も居りました．「いなわしろ」の急行運用に就いていた頃が思い出されて懐かしかったです．留置線には，これも１０月同様７１９系と７０１系が居りました．あの時は見向きもしませんでしたが，今日は余裕アリ．よく見ると東北本線の狭軌車両と顔つきが違いますね．大型の厳ついスノープローが迫力ですね．これで雪を掻き飛ばすシーンを見てみたいものです．

米沢駅は牛肉弁当が実に充実していますね．５種類はあったでしょうか．１つ買って板谷を越えながら味わいました．峠は，ころすけさんのお写真にあった通り，晩秋のしっとりとした風情でした．雪はありませんでしたが，赤茶けた山地につばさのモータ音と振動が大きく響きました．ここを列車で（日中に）越えるのはいつ以来でしょう．思わず車販の「峠の力持」にも手が出ました．これは美味い！

モータが静かになったと思ったら，板谷でした．どんどん下りになり，赤岩の鉄橋を過ぎ，トンネルを抜けたら，庭坂のカーブでした．鉄のクルマが１台．あべくまさんに似ていましたネ（かな？）．わずか３０分にも満たない短い時間でしたが，テハチャピやセメリングにはない，日本の秋の山あいの印象的な峠越えでした．

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