〜　その１　〜

まあそういう訳で、某会合に居続けるのが面倒なので、「私は韓国に行かなければならない」と宣言してハイさようなら。東海道線231系普通列車でグリーン車を奮発し，仕事メールをぱちぱちしながら東上．横浜で京浜急行に乗り換えました。何年ぶりかなぁ。乗った列車は快特こと快速特急。いや、ぶっとばしますね。線路に迫る民家も、幅の狭いホームの客もなんのその、早いったらありゃしない。たまたま最後尾のMc車に乗ったこともあり、モータ音も高らかに午後の都心をひとっ走り。あっという間に京急蒲田着。羽田線へは、名物のR150カーブで分岐。こちらも快特でわずか7分で羽田空港着。ところがさて、私はどこへ行けばいいんでしょう（笑）。ANAは第2ターミナルって書いてあったので、そちらへ。途中で訊けば、国際線ターミナルは別、ですと。シャトルバスで５分で着。羽田の国際線はソウル便ちょっとだけなので、みすぼらしい。サンディエゴの「コミューターターミナル」を連想しましたね。チェックインも自動機であっという間。ゲート着はなんと出発の1時間半も前でした。探し回って、幸運にも100Vコンセントを見つけ、お仕事お仕事。1時間半はあっという間にすぎて、搭乗順序は例によってブービー賞。背中に「あとひとり」の声を聞いて、ビリでなくてよかった・・・と溜息。 機内で軽食。アルコール抜きですよ（珍しい）。羽田でぱちぱちしすぎてお土産を買いそびれたので、機内で免税ショッピング。バランタイン１７年を２本を注文。キャビンアテンダントに「韓国は1本しか持ち込めないので、帰国便で買ったらいかが？」とありがたいご提案。えっと私は韓国へのおみやげに買ってんですよ。・・・１８：５０金浦空港ゲート着。定時かな？　１０分遅れかな？　まぁいいや。入国審査はとんとんと進みあっという間に入国。 ここから先は勝手知ったるソウルメトロ。5号線から新吉（シンギル）で1号線に乗り換えてソウル駅へ。南榮（ナンミョン）付近では貨物列車と併走。特大型ディーゼル機関車のポンポンポンというエンジン音がワクワクさせてくれます。GEだなぁ、韓国だなぁ！　空港発１９：１０、ソウル駅着１９：４７。KTXの切符を手にしたのが１９：５３。おにぎり1個（と、水がわりのHITEビール小）を買って、18両編成の3号車４Aにたどり着いたのが１９：５８．そしてこのKTX１７９の発車が２０：００ちょうどですから、このわずか2分の間に撮った次の写真は許されますよねぇ。

8月に続いて今回もラッキーなことに8200型電機牽引のムグンファ号に遭遇。北行きで、ホームの無い中線で待機しています。 後尾にはもう電源車が無いですねー。きっと龍山（ウルサン）終着の列車を車両基地の水色に引き上げるところなんでしょうね。 シャッター速度1/6sec, 絞り開放(f2)。ブレブレの画像にシャープを3回掛けてここまでごまかしました。

あんだKTXかよ、という声が聞こえてきそうな夜のソウル駅。左の第22編成の3号車に乗りました。 この画像のタイムスタンプは後で見たら19:59:04。発車ベルは全く鳴らないので、置いてきぼりを食いそうな緊張の中で撮影。 だいたい、発車2分前と分かっていて夜のホームに飛び出すのはふつうじゃない。 果敢に（？）行動に出たのは、ひとつ上の8200型ムグンファ号を取り逃がすなら、ＫＴＸに乗り遅れた方がマシという選択。

１等車。１人掛＋２人掛の座席配置はTGVそのもの。 TGVの１等車は、うーん2002年夏のモンパルナス→ツール以来かな。 天井からの吊り下げTVは、セマウル号の時代から韓国優等列車の象徴。

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